このたび、弊社代表の新井とサンツォ(吉岡智将)の共著で本を出しました。
タイトルは「マクサン式Webライティング 実践スキル大全」で、大和書房さんから2022年4月22日に発売しました。
内容は、WordPressでのブログ・サイト運営を正しく行うにあたり、僕とサンツォさんで必要だと思う知識とノウハウ・実践例を全て詰め込んでいます。
「STEP0 有益なコンテンツの考え方」では、記事の制作前に知っておくべき知識と心構えを書いています。
「STEP1 読みたくなる記事の書き方」では、検索エンジンと読者双方に分かりやすい文章のコツとライティング例を紹介しています。
「STEP2 SEOライティング成功法則」では、検索エンジンから正しい評価を受けるための手法を紹介しています。
「STEP3 E-A-Tの強化方法」では、昨今のSEOで最重要ともいわれるE-A-Tの高め方を、各方面から解説しています。
「STEP4 推敲・リライトの手順」では、記事を書いたあとに大事になる文章の練り直し・修正ポイントを紹介しています。
「STEP5 ブログ収益化の戦略」では、サイトをマネタイズするためにおさえるべきポイントや収益性を高める実践術を解説しています。
一年近く書き続けてきたため、20万字近く・380ページ超という、書店では「鈍器本」といわれる類のものになっています。
紙の出版を目指してきたわけではありませんが、家族がすごく喜んでくれたので、出せることになってよかったです。
……ウソつきました。
僕は大昔、小説家を目指していました。
しかし、二十歳になるくらいの頃、どこかのフェーズでふつうの人生を選択し、紙の本を出すことは諦めていました。
心の奥底では、どんな形でも出版したかったです。
僕がブロガーになって1ヶ月目にメッセージを送り、丁寧に答えてくださった亀山ルカさんが著書「アフィリエイトで夢を叶えた元OLブロガーが教える 本気で稼げる アフィリエイトブログ」を出され、渋谷での出版記念パーティーにお邪魔しました。
そのときに見た作家の亀山ルカさんはとてもまぶしく「僕もいつか同じようになってみたい」と思いました。
それからも、ほかの誰かが出版すると表向きは歓迎しつつ、心のどこかにある本能的な悔しさが頭をもたげる瞬間がありました。
ただ、最高の書籍を作ってもらえたので、これまでの虚しさはすべて忘れました。そんな感じです。
僕たちも、20万字近く書きたかったわけではありません。
編集者さんからの「アレも書けないんですか、コレも書けないんですか」に応えているうち、自分たちの全部を書籍に込めざるを得なくなった。
その結果が、380ページ超で20万字近くということです。
魂をけずって書いたので、現時点では紙の本はもう書きたくありません……。
読者さんにとっては良いことだらけですが、僕とサンツォさんにとっては「最高にワリの合わない仕事(= 傑作ができた)」でしたし、書籍にリソースを取られまくった1年でした。
僕たちのことを、好きな人も嫌いな人もいるのを承知でのお願いですが、この本が少しでも気になった人は買ってください。
買ったことを絶対に後悔させません。
僕とサンツォさん、それから鬼才の編集者のこだわりと執念と渾身が詰まった最高の教科書です。
それでも内容がイマイチなのだとしたら、それはシンプルに僕の実力不足です。
でも大丈夫なはずです。
僕たちだけの力ではありません。
まず、表紙を彩る二人のアイコンは、まゆっこさんの素敵な書き下ろし。
SEOやE-A-Tの章は、株式会社コンテンシャル 代表取締役の柏崎剛さん(かっしー)と、株式会社LANY 代表取締役の竹内渓太さん(SEOおたく)がガッツリ確認&加筆くださいました。
ブランディングのコラムは「Apple Watch Journal」運営のエザキさん、SNS関係のコラムはARINA株式会社 代表取締役の高橋なつきさん、ブログ関係のコラムは「弾き語りすとLABO」運営のたけしゃん、ASP関係のコラムは「MyMint(まいみんと)」運営の藤岡真衣さんが書いてくださっています。
僕たちは、Webライティングやブログの本をほとんど読んだことがないため、他書と比較できませんが、ブログ・Webライティング本のてっぺんをとるつもりで書きました。
とれたかは分かりませんが、自分たちの中での最高はできました。納得もしています。
初級者から上級者まで、どんなフェーズにいる人でも気づきを1つは持ち帰っていただけるよう、細心の注意をはらい、最新情報と具体的な実践方法を散りばめました。
もうたぶん書かないので、とにかく買ってください。
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